吉原界隈歴史探訪と名店「梵」の普茶料理(精進料理)を味わう
一度は行って見たいけれど、なかなか足を踏み入れられなかったという吉原は、お江戸まちあるき、不動の一番人気。江戸時代、お江戸随一の歓楽街として賑わった吉原は、単に色里というだけでなく華やかな文化の発信地でもあり、歌舞伎、浮世絵、小説、落語など、さまざまな文芸・芸能の舞台となっていることはご存じの通り。美貌と品格を備え、教養や芸事にも秀でた遊女たちのいにしえの姿を思い浮かべながら歩く仲の町、「生きては苦界 死しては浄閑寺」と川柳に詠まれた遊女たちの悲しい物語に想いをはせる浄閑寺…。助六が揚巻と遊び、次郎左衛門が八ツ橋に振られた廓のすぐ外には、「たけくらべ」の樋口一葉の旧宅。盛りだくさんの歴史散策です。
<コース>
浄閑寺〜千束稲荷神社〜大音寺〜飛不動尊〜樋口一葉旧居跡〜
お歯黒溝跡〜見返り柳〜吉原大門跡〜吉原神社〜鷲神社
<ランチ>
梵 (ぼん) (和食〜普茶料理の特別献立弁当)
普茶料理と「梵」(ぼん)
普茶の語源には普く衆に茶を供する等の意味があり、茶礼(一同に会した者が一緒に茶を飲む)のあと飲食平等の精神のもとに明風の食礼様式で開かれる席の料理が普茶とよばれています。梵の普茶料理は黄檗普茶の禅の心を大切にした医食同源、ベジタリアンの方にもお勧めします。梵は昭和34年春、竜泉寺町67番地に下町の精進(普茶)料理屋として開業し、今年めでたく創業60年還暦を迎えました。 |
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<集合場所>
東京メトロ日比谷線 三ノ輪駅 出口3(北千住寄り出口) 改札前
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